複数の占術を勉強するメリット|占い 和音堂
どうも、【占い 和音堂】です。
専門は西洋占術ですが、最近専ら東洋占術を勉強しています。
先日こちらで「易」に関するおすすめ書籍を紹介させていただきました。
今回は易を学び始めて良かったことについて。
易は怖い?タロットとの比較
占いユーザーの中には「易はズバッと当たるから怖い」という方もいらっしゃいます。
確かに卜占(カードやダイスを使ったランダムな結果から読み解く占い)の中で、タロットなんかと比べると結果がストレートですよね。
「タロット」は寓意的な絵柄が段々と現実世界と繋がって解釈していけるイメージで、
「易」は結果としての言葉(訴訟を表す”訟”や虎の尾を履むという意の”履”など)が先にズバっと出て、そこから気を付けるべき点や誰を表すかをより深く読んでいきます。
核心をいきなり突かれるのは怖いという人には、やっぱりタロットの様なアプローチが合ってます。私もお客様の雰囲気やニーズに合わせて使い分けているところです。
易は応用が利く哲学
ただ、最近「易」を勉強したことで「タロット」の読み方にも変化が見られました。
易は占いでありながら、人生訓の要素もあります。
「盛んな時、でも速度の出し過ぎには注意」とか
「手を広げ過ぎてはいけない」とか。
人間が調子に乗りやすいこと、欲深いこと、ぼーっとしていると足元を見ないこととか、そういう今でも通ずる人間のダメなところ、ある意味可愛げのあるところがしっかり描かれているんです。今でも通ずる事象だからこそ、対策や反省点も読み解きやすく「確かにそういうことに気をつけるべきだな」と納得できるわけです。
そんな64卦あるエピソードが身についてくると、タロットの配置と相談者様の話を聴いていて「あ、この状況って易の○○っぽいな」と感じる時があります。
そうすると今すべき対策と反省点も瞬時に思いつくわけです。
これはタロットだけやっていた時にはなかった感覚です。
こういう風に、占術同士の強みが結びつく面白さが占いにはあるので、沢山占術を覚えている占い師さんが多いのかなと思います。
まとめ
易はタロットに比べて難しい印象があると思いますが、構造はシンプルですし、占い方も簡単な方法(10円玉でも出来ますし専用のサイコロもあります)を取ればサクッと出来ちゃいます。
覚えて損が無い代物ですし、他の占術を使った鑑定にも深みが出ると実感しています。
占いの道、旅のお供にいかがでしょうか。
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