易占、易経初学者がおススメされて読みやすかった本を紹介|占い 和音堂
どうも、【占い 和音堂】です。
占い師にタロットカードをプレゼントされたのが大体6年前くらい。
それ以来なんだかんだ続けて今に至りますが、入り口がタロットだったこともあり、6年間で勉強したのはカバラ数秘術と西洋占星術、ルノルマンカードと西洋系が中心。
しかしながら、何といっても私は東洋人。
東洋占術に興味がないわけではありませんでした。なんだか西洋とは違ったロマンを感じますし。ただ、どうしても難しいのでは?という印象があり敬遠しておりました。
そんな中、私がずっと気になって仕方なかった東洋占術、
「易」
とはざっくり言うと、古代中国の書物「易経」を基に、陰陽2種類の記号を6本組み合わせ、64種類の結果を導き出す占法です。
一昨年あたりから、やけに易、もとい易経がやたらと目についておりました。
行く先々で易関連のものに出会うし、目にする作品に易が出てくる。
最たる例はフィリップ・K・ディック著の「高い城の男」。
この作品の中では、東洋占術「易経」が流行っていて、登場人物達は都度、「卦」を立てて行動の指針とします。我々とは違う世界線を生きる人々がSF作品の中で東洋占術を使う、それ自体がもうなんだかザワ…とするものがあります。
そんな刺激を受けると私もいても立ってもいられない性分なので、東洋思想、東洋占術に造詣の深い知人を当たって、おススメの本を教えてもらいました。個人的に初学者として読みやすく、特に理解しやすかった2冊を紹介します。
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黄小娥の易入門 新装版
昭和36年に出版され、平成16年に復刻した一冊。
とてもかみ砕いた表現で64卦が説明されており、ニュアンスが掴みやすいです。
当時の著名人を鑑定した際の占例も分かりやすい。お人柄の滲む文章が読みやすく面白い。またコインを使った占い方も載っていて、すぐに実践出来るというのも初学者には楽しい。私自身、すぐに試したくなってしまう性分なので有難かったです。
易に興味はあるけど、難しそうと言う方は、まずこれでちょっと覗き見してみると気付けばすっかりハマっているかもしれません。
お次は、
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易経 ビギナーズ・クラシックス
易占だけではなく、易経についても読んでおきたい。という初学者にはこちらがおススメ。現代語訳、注釈、占例がついたなんとも親切な1冊です。また冒頭の解説のお陰で原理が分かりやすく、入っていきやすい。
「64卦、1卦ごと読み切りになっていて、ショートショートの様な味わいがある」という表現もなかなか個人的に気に入っていて、なんだか急に易経が親しみやすくなりました。
まとめ
初心者、初学者がいきなり「原書」やそれに近いものに手を出すと挫折は目の前です。
まずは肩肘張らずに付き合える1冊を。また今回紹介したものは、専門の方、プロの方から見ても良書だということなので、一生使える本だと思います。
良かったら一緒に「易」を勉強しましょう。