占いは怖い?良い占い師と悪い占い師|占い 和音堂
どうも、【占い 和音堂】です。
普段は西洋占星術、タロットを使って個人鑑定、周易とルノルマンカードを使って路上鑑定をしている者です。
「占い師をやっている」と言うと「占ってほしい」とか、面白がってくれる人が多いですが、中には「占いって怖くて…」と言う人もちらほら。
よくよく聞いてみると「当てられて怖かった」とか「ずばずば言われて怖かった」とか「運命が決まってるみたいで怖い」とか、あまり良くない占い師に当たったのかなと思います。
良い占い師とは?
あくまで私のエゴですが、書いていきます。
優れた占い師は、相談者様の相や盤、細かい挙動や話し方からどういったタイプか分析してそれぞれに合った話し方が出来るものだと思います。
「ストレートにお伝えした方が理解しやすいタイプ」
「比喩表現を用いた方が理解しやすいタイプ」
「なるべく柔らかい表現で伝えた方が望ましいタイプ」など、
人間にはそれぞれ聞き入れやすい言葉の種類があるものです。
職場でもそうですよね。万人に適した言葉ってなくって、十人十色で違うんです。
誰に対してもズバズバ言う。これは確かに当てられた時の衝撃が凄いので、特別当たった気になるものです。また「言い当てる」って占い師も気持ち良いんですよ。
そりゃあ勉強してきたこと、推理(または勘)が当たったら誰でも嬉しいですよね。
でもそのやり方だと、相談者の問題解決につながると言うより、
占い師の持つ「正解」観に従わせていると言う印象です。
そういったやり方が合う相談者さんもいます。
でも怖がってしまう人もいて、占い師の「言葉」によってずっと不安を抱えるかもしれません。良い占い師は「不安にさせたまま」ではなく必ず解決策やアドバイスを提示するものです。
占いは付き合い方が分かれば怖くない
私自身、10年前なんかは「占いは非科学的でなんの根拠もない」とか言っていたクチです。勿論根拠はないんです。でも面白いことに優れた科学者は「明日全部が覆ってもおかしくない」と言います。科学も人間が作ったものですからね、間違いはあるんです。合ってる、間違っているより、私は便利かそうでないか、面白いかどうかで占いも科学も捉えています。
紀元前の人間が遺した書に、人間のタイプや陥る問題について書いてあって、それが今でも当てはまる。文明が発達しても人間はそう変わらないわけです。人間が変わらなければ、周期的に起こることも似通ってきます。それを読んでいけば「当たる」なんてこともあって然るべきで「当たって怖い」というより「そりゃあ当たることもある」なんです。
また近代魔術の父、エリファス・レヴィはタロットについてこう述べています。
「1冊の本も与えられずに牢屋に閉じ込められても、たまたま『タロット』を持ち合わせていて、そしてその使い方を心得てさえいたならば、数年のうちに彼は、宇宙全般にまたがる知識を手に入れて、万事にかんして比類ない理論と尽きない雄弁をもって語れるようになるであろう」
※「鏡リュウジ氏著 タロットの秘密」より引用
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多少大げさかもしれませんが、『タロット』はそれくらい「世界」や「人々」を表現できる、読めば理解していける様な作りになっており、「人生」を表現する映画監督にタロット愛好家が多いのも頷けます。
そんな「人生の縮図」ともいえるものですから、これが便利でないわけありません。
自分の気持ちに整理がつかない時、タロットの絵柄は問題を具体化してくれます。
動くか迷っている時、易の64卦は「留まるべき、こんな問題が起きそうだから注意しよう」とストッパーになってくれます。
「占い」は使い方さえ心得れば「ナビゲーション」「良き相談相手」になるんです。
まとめ
仕組みが分かると何事も怖くなくなっていくものです。
この記事を読んで、占いへの怖さが軽減され、過去の悪い占いへ腹が立ち、占いを多少なりとも面白いと思っていただけたら幸いです。