タロットは大アルカナのみで占うのもアリ?|占い 和音堂
どうも、【占い 和音堂】です。
普段は東京、神奈川を中心に占いをしています。
今回は時折質問のある「大アルカナだけで占うのってどうなんですか?」について。
大アルカナだけで占うのってアリなの?
結論から言えばアリです。
少し私の話をします。
私が占い師になったそもそものきっかけは、占い師にプレゼントされたライダーウェイト・スミス版のタロットデッキでした。世界で最も知られているスタンダードなデッキです。今でも一番使っています。
「きっと合うと思う」と言われ手渡され、徐々にハマっていきました。
まずは大アルカナの意味を覚えて一枚引き。
次に2枚でコンビネーション読み、三枚で過去・現在・未来、エレメント読みにヘキサグラム。ケルト十字まで練習して小アルカナを覚えて。
最初は少し怖かった絵柄も、随分慣れ親しんでお馴染みの顔ぶれです。
でもスランプってなんにでもあるもので、ふと読めないなって日が出て来たんですよね。その間は数秘術、カバラ、西洋占星術の勉強に傾倒して少しタロットから離れてみたりしました。
そんな時にどこかの料理記事で「複雑化しすぎない。そぎ落としてシンプルにしてみる。」といった塩だけで旨味を引き出すという記事を見かけて、そうか、タロットも初心に帰ってみようか、と久々にタロットの大アルカナを抜き出して逆位置なしで一枚引き。読みやすい。そりゃー当然なんですが、他の勉強をしていたこともあって、一枚でも結構深くリーディング出来る様になっていることに気付いたんです。こういう点と点が線で結ばれた時、「回路」が開通する感覚ってとても楽しい。勉強の醍醐味です。
占いをしていると、やはり流派や各々の思想の関係で「フルデッキか否か」とか「逆位置採用していない」とか、他の方から言われることもあります。
勿論色んな手法を理解しておくことは重要です。
しかし知った上でシンプルなやり方を選択するというのは、時に有用ではないのかなと思います。枚数やスプレッドをシンプルにすれば、限られた時間の中で相談者様に話していただく時間、その話をしっかり聞く時間を設けられるというメリットもあります。
あくまで主目的は「相談者様の抱える問題の解決に繋がる」ということ。
リーディングと同じくらいヒアリングも大切。
状況に応じて色んな占い方を使い分けられるのが一番良い。
時間が許すならフルデッキ、枚数の多いゴージャスなスプレッドでじっくり読み解いていく。限られた時間なら大アルカナのみで1枚引きでも。読み手の力量でしっくりくる結果が導けます。
そんな初心者から熟練者まで楽しめる奥深さが、大アルカナで占うことの魅力です。
暫く易の勉強に集中していましたが、今日はタロットの魅力を再確認できた日。
また近い内にタロットの魅力についてお話しようと思いますので、良かったらお付き合いください。
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