占い 和音堂|タロットと西洋占星術|東京、神奈川

東京、神奈川で活動する占い師のブログ。占い以外の事も書きます。

薬だと思ってたら毒だったこと

お題「思い切ってやめてみた事」

どうも、【占い 和音堂】です。

久しぶりにお題で一筆。

「思い切ってやめてみた事」

私は子供の頃いくつかのアレルギーを抱えていて、かなり改善された学生時代でも、なんとなく不安であらゆる薬を持ち歩いていました。

目薬、点鼻薬、喉スプレーに飲み薬、塗り薬、etc。

だけど鞄を持つのがあまり好きではなく、休日のお出かけはポケットがいつもパンパン。

「こんなのカッコ悪いよ!」

と思ったのは20を超えてから(遅い)

 

どうしたらこの薬たちを減らせるのかと思って、一番症状の酷かった鼻をまずなんとかすべく、耳鼻科に通うことにしました。

ちょっとオネエ感のある先生に鼻を凝視されたりなんかツッコまれたりしつつ、「少しずつ良くしていきましょうね」と言われながら通いました。

最初は良かったです。前より薬を使う頻度は減りましたし、市販薬よりは処方されているものの方が良い気もしました。しかし耳鼻科も通えばなかなかお金が掛かります。

それに市販の点鼻薬や飲み薬から処方されているものに変わっただけで、相変わらずポケットはパンパンです。相変わらずカッコ悪い。というかお金を掛けたうえでまだカッコ悪い男の出来上がりです。

他の方法を当たるしかないとネットの海を泳ぎまわりました。

すると興味深い記事を見つけました。

「薬剤性鼻炎」についての記事です。

これは慢性鼻炎の人間が市販の鼻炎薬を連続で使い続けていくと、寧ろ逆効果で鼻が詰まり続けてしまうというものでした。

相棒だと思ってたら相手方のスパイだったような気分です(自業自得)

その記事を読んで私は点鼻薬をゴミ箱に投げ捨てました。

最初の一か月は辛くて泣きそうでした。薬がないと思うと悪くなってくるんですよ。

それでもなんとか耐え、鼻が詰まればブリーズライトをつけました。

ブリーズライトがいなければ私は今ここにはいないでしょう。

 

そしてある時気付きました。

鼻が自然と通っていることに。

※イメージです

「そうか、世界はこんな匂いなのか・・・。」

 

後日談というかおまけですが、実はリップクリームも塗り過ぎるとかえって乾燥をまねくそうで。またメンソレータム系が合わない様だったので、ワセリン系のものを朝晩の2回だけ塗る様にしたら唇がプルプルですし、私のポケットからは点鼻薬とリップクリームが消えました。そうなってくると全部手放してみよっか!となり、結果今の私はなんの薬も持ち歩いていません。家にもあまり薬がない。

カッコ良くなったかはさておき、ジーンズの履き心地が良いのは確かです。

 

私の様に本末転倒な状態にある人には一人でも多く、薬を絶って(勘違いされかねないが市販薬の話です)、健やかに過ごしてほしいと切に願っております。